ギター構造 フラットトップアコースティックギター
アコースティックギターとは、ボディ内部が空洞になっているものをいい、一般的には、薄い板を曲げて箱状のものを作り、それにネックを接着するという工法で製作する、ほかのモデルとはかなり違った加工方法で仕上げていくギターです。基本的には、電気の力を借りなくてもある程度の音量が確保できるような構造になるため、ボディ部分の製作作業には、より一層デリケートな加工が要求されるようになってきます。今日では、大ホールでの演奏も可能にするために、こういったタイプのギターにも“ピエゾ・ピックアップ”などと呼ばれ、その振動音を拡大する電気回路を組み込んだ「エレアコ」と呼ばれているギターなどがあります。