独立・開業している人やショップやメーカーで夢を追いかけている人。本校の卒業生は音楽・楽器業界の幅広いフィールドで活躍しています。
ESPギタークラフト・アカデミーでの学びや経験が、仕事にどのように活かされているのか、卒業のメッセージとともに紹介していきます。
阿部 忍
島村楽器 浅草橋/名古屋ギター&リペア店ホームページ
ギターリペア部門のマネージャーとして、浅草橋,名古屋の工房運営と全国に9拠店ある店舗に配属されているリペアマンのマネジメントを行っております。GCA在学中は個性的な講師が多かったので、実習も講義も面白かった記憶があります。今後、少子高齢化で楽器の演奏人口も減っていくことが予想されますが、音楽を楽しむ文化が無くなることはなく、また楽器製作を教える学校も少なくなってきており、今後製作やリペアができる専門人材の需要は高まっていくと思います。GCAはメーカーが運営している点で、リアルな現場に触れやすい環境、高校卒業されたばかりの方から社会人の方まで入学の間口が広さなど利点が多いです。当社でもESP卒業生が幅広い年代/職種でたくさん活躍しており、卒業後に業界での活躍ができる下地をしっかり学べる学校と思います。
片岡 亮二
ドルフィンギターズ大阪江坂店ホームページ
ここで学ぶことは間違いなく力になります
知り合いに大手ギターメーカー工場の職人がいて、演奏活動以外でギターや音楽に携わる業界があることを知り、工作が好きだったこともありGCA大阪校に入学しました。本来は製作の方面を志望していたのですが、色々な人との繋がりで今の職場にいます。結果、非常に楽しい人生を歩んでいます。学校での経験は間違いなく強みになります。働き始めてリペアや調整を即戦力として任されることで、さらにギターへの見聞が深まり、楽器を深く知ったうえでの企画、販売、開発等は大いに役立っています。卒業して20年近くなりますが、人生の方向性を決めるきっかけがGCAだったと思うと、今のところ大正解です。
林 廣榮
Gakudou Guitar Workshopホームページ
自分のやりたい 仕事ができてとても幸せ
香港から来て日本語があまり上手でない私にも、GCAの先生達はとても優しく教えてくれました,本当有り難いです。2016年に卒業した後,香港に帰ってギターリペアショップを始めました。ただ、暫くの間は分からない事も多くあり、度々GCAの先生にも教えていただきました。まだまだ未熟だった私を支えていただいたことに心から感謝しています。2022年,私は再び人生を変える決断を決めました。それは大好きな大阪にギターリペアショップをオープンすることです。GCAの方々には開店の際にもたくさんのアドバイスをいただき、大変お世話になりました。学生達を優しく教えてくれるだけではなく、卒業後も親身になってサポートしてくれます。これがGCAの信念なんだなと思います。私も今後そういった想いで、夢を持つ人々を応援していきます。
八田 淳史
HATTA worksホームページ
ESPキタークラフト・アカデミーでは、基本的な技術や知識から学べるので後々の仕事のためにしっかりとした土台ができる思います。 入学当初は何も知らなかったですか学校て得た知識や技術、さらにそこから積み重ねたことは多くあります。何よりも、楽しくそれらのことを学へるのか一番大きいですね。
櫻井 航
Voyager guitarsホームページ
ESPギタークラフト・アカデミーで自分と同じ「ギター好き」な先生方や仲間と毎日楽しく過ごしました。「自由に、楽しんで作る」という僕のギター製作の原点がここにあります。工房にはさまさギターが、リペアに持ち込まれますか、木工や塗装だけでなく、エフェクター製作などの多岐にわたる授業のおかげで、今ではネック折れからプリアンプ修理まで幅広く対応てきるようになりました。GCAでの2年間は、あっという間でしたが、ここでの経験は一生物です。
宮田 秀雄
Guitar Creation(ギタークリエーション)代表ホームページ
30数年間のサラリーマン生活にピリオドを打ち、ESPギタークラフト・アカデミーに入学しました。2年間の学校生活は公私ともに何物にも代えがたい貴重な時間だったと思います。小さいですが自分の工房を構えることができ、また新たなスタートを切りました。厳しい道のりですが日々奮闘しています。」
井橋 直樹
IHush Guitars IHush Guitars 代表ホームページ
「何かもの作りをしたい」という想いが頭の片隅にずっとあったまま20年近くサラリーマンをして、 人生の半分に到達したと感じた時、突然とり憑かれたかのようにギター製作を始めました。 独学で始めると同時に、基本を学ぶ為にGCAに入学。自宅での製作とGCAでの製作とを進めて 行く中で、基本原則の重要性を痛感させられました。ことごとく自宅製作で失敗する作業が、GC Aでは経験法則に裏付けられた失敗しない為の作業手順を伝授される為、最初から上手くいくの です。基本原則をしっかり踏まえて初めて、自分独自の展望が開けるのだと気付かされました。 何気なく壁に下げられたボディやヘッドの型、治具は私にとって宝物のように見えました。 またGCAで得た人との繋がりは、かけがえのない私の財産になっています。
上枝 将太
OSAKA MUSEホームページ
バンドマンから楽器の相談を受けた時に学校での経験が非常に役に立ってます。
今はOSAKA MUSEというライブハウスで制作を担当しております。毎日のようにギターを触る仕事では無いのですが、機材トラブルが起きた時やバンドマンから楽器の相談を受けた時に学校での経験が非常に役に立ってます。ここに書いて良いかどうかわかりませんが、先生と話した内容も僕にとっては財産です。親身になって色んな相談に乗ってくれました。人と音楽の勉強をしたいならここ!
三好 真瑠果
ハートマンギターズホームページ
「高校の進路選択の際に自分が何をしたいか考えた時、"アコギが好きだし作りたい"それしか頭になく、いくつかの学校を見る中でアコギを自由に作れる環境はココだ!とギタークラフト・アカデミー東京校に入学しました。卒業後のことを考える時期になる頃には自分が性格上クラフトやリペアに向いていないことに気付いてはいましたが(笑)それでも楽器に携わっていたかったし、アコギについてもっと知識を広げたいという思いから、今の仕事に就いています。アコギを作ったことのある人は少なく、在学中に培った知識や経験は今でも大変役に立っています。好きなことをしたい!そんな方はなりふり構わず飛び込んじゃってもいいんじゃないかと思います!」
全 美妍
Italia Guitarsホームページ
私は高校生の時からギタークラフトマンになりたいという夢がありました。しかし韓国にはギター製作を学べる学校がなくて悩んでいた時ESP GCAを知りました。留学を決心して数年間の準備の末、26歳の時にESP GCAに入学しました。ギターも知識0から100%になる過程を,私の手によって木がどんどんギターになることを見る毎日が楽しくて驚きでした。 簡単なスケッチだった私のオリジナルギターがESP GCAを通じて現実になった日の感動を忘れられません。ESP GCAでの1年は現在私のギター開発者としての人生を開いてくれたターニングポイントになりました。気になる何かを質問したら正しく教えてくれる人がいる。そういう環境が隣にあるというのは大きな祝福です。ESP GCA学生の皆さん、ギターを一生の職業として考えている皆さん!挑戦して質問して実行してください。いつも応援しています。
林 均澤
Arion guitar research 代表ホームページ
国籍に限らずgca家族の皆さん とともにこの道を歩んで行きたいと思います。
卒業してから韓国に戻って一人だけの小さい工房を開いて頑張っています。最初、gcaの入学説明会で感じた木の匂いがいまだに心のまんなかに残っています。現在はギターの修理を中心に作業しておりますが、今年の冬からは製作の仕事も始める予定です。日本にせよ、韓国にせよ、国籍に限らずgca家族の皆さんとともにこの道を歩んで行きたいと思います。もしソウルにいらっしゃる機会が出来たらご連絡してください。
岡田 敬里
Loveless 代表ホームページ
大学院で超電導体の研究をし、卒業後商社で貿易・営業の仕事に付きました。この時点ですでに遠回りをしていますが、その後自分のギターブランドを立ち上げるつもりでGCAに入学しました。現在、当初の予定通り自分のブランド「Loveless」を運営しています。在学中はとにかく色々やれる事は何でもやり、講師陣からは吸収できるだけ吸収するつもりで、ギター製作にかかわる事に出来るだけの時間をつぎ込みました。自分が一生を捧げてゆく仕事につく入口として、GCAは最適だと思います。またギター製作は一生を捧げる仕事として、「やりがい」のある仕事だと思います。
土居 洋之
D`s Design 代表ホームページ
自分の場合、40歳を過ぎてからの転身でした。『いつかはギター職人になりたい』という思いがあり、独学で勉強はしていました。しかし独学で得られる知識・技術には限界がありました。ずいぶん悩みましたが、自分は41歳にして高校教諭を退職しGCAに入学する事を決断しました。結果としてGCAを選択した事は自分にとって最良の選択でありました。在学中に得られた知識・技術は何ものにも換え難い財産です。GCA卒業後に工房を開設し、現在ギターの製作・修理を行っています。同様な夢や希望を持っている方にとって、自分の体験が参考になれば幸いです。
松本 貴幸
Vita Guitala's 代表ホームページ
設計から始まる製作の全て、そして販売まで、個人のレベルでこなせる製品が、世の中にどれほどあるでしょうか。増してやそれが実用性のある芸術品であり、それによって多くの人が感動する可能性を秘めているモノだとしたら…。ギターを作る事。他に、これほど幸せな事を僕は知りません。GCAでは、最低限の道具で、最高のギターを作る「ギター造りの原理原則」を学べます。長年演奏に親しんでこられた方でも、今まで見えなかったことが見えるようになり、感じなかったことを感じられるようになり、その都度、自分の前進と、ギター製作の奥深さを実感できます。卒業後、楽器関係の仕事に就いても、趣味で楽しむにしても、作りたい!と思ったら、GCAをお勧めします。
森田 茂清
Style-S-Guitar 代表ホームページ
デザイン系の大学を卒業後この学校に入学してクラフトを学びました。中学の頃から「あーでもない、こーでもない」と膨大な失敗を繰り返しながら、勝手にギターばかりを作っていた私は、この学校に入って「歴史」を学ぶことの大切さを痛感させられました。「歴史を学ぶ」、そこには膨大な職人たちの試行錯誤のうえに導き出され選び抜かれた「答え」があるわけで、自分ひとりでの経験とは比べものにならないものがありました。しかしながら、それ以前の勝手な経験は、今でも大切な自分の財産でもあります。現場は道具ひとつとっても「プロ」の世界であり、その学校環境は1秒も無駄にできない貴重なものでした。
渡部 智弘・長瀬 英則
ギター工房 弦 代表ホームページ
ギターに関することすべてをやりたいと思い、3年前に工房を開きました。集中力、忍耐力、想像力が必要な仕事ですが、イメージを技術で具体化するやりがいのある仕事です。
松村 英生
リペアショップ PINE 代表ホームページ
ギターを弾くだけではなく、製作にも興味を持ったことからギタークラフト・アカデミーに入学しました。最初はギター製作は奥が深く難しいものでしたが、先生方の熱心なご指導に助けられたことで満足のいく結果が得られ、気がつけば上達していました。今までの仕事を辞めて入学することは一大決心でしたが、学校で勉強したことが糧となり、結果的に今こうして独立できたことに、とても満足しております。
谷口 真也
(株)ヤイリギターホームページ
今、僕は塗装の部署で働いています。学校でトータルなギター作りを学んだことは、現在の部署はもとより、木工や仕上げなど他の部署への応援にも役立っています。プロとして働く今は、仕事に対して時間と精度の厳しさを感じています。実際の現場では、知っているのと知らないのとでは、差はことのほか大きいです。ギター作りにおいては、手先を動かすことがもちろん一番大事ですが、これからギター作りを学ぶみなさんには、時間のある学生時代に幅広い知識も身につけてほしいですね。
植村 祐貴
㈱ヤイリギターホームページ
同じ志しを持った仲間とも出会える!
思い返せば高校を卒業後、音楽が好き、何かを作ることに興味があるというだけで何となく進んだ道でした。気付けばそれから20年、寄り道もしましたが現在も楽器業界で働き、プライベートでも演奏活動を行なったりしながら楽しい日々を送ることができています。好きな事を仕事にするというのは楽しい反面、時には苦しいこともありますが、何かを「好き!」というのは何よりも強い原動力になります。こちらが本気で臨めばそれに対してしっかりと応えてくれる高い技術や環境がGCAには備わっているし、同じ志を持った仲間とも出会えるはずです。楽しんでいきましょう!
保浦 慎太郎
ヤマハミュージッククラフトホームページ
ギタークラフト・アカデミーでは、1本のギターをひとりで作ることによって、後にギタークラフトの仕事の現場で欠かすことのできない、ギターについての最も基本的な知識と経験を得ることができます。このような知識や経験は、実際に仕事の現場に就いてからではなかなか得られないものです。私は現在アコースティックギターの調整という仕事をしていますが、学校で得たエレキ、アコギ双方についての幅広い知識や経験は、この仕事に直結しているものも多くあります。みなさんも学校でしか得られないことをたくさん学んで、職人(プロ)をめざしてください。
鈴木 美智子
ヤマノ テクニカルサービスホームページ
「ものづくりが好きだった私は、高校でバンドを始めてすぐにギタークラフトに興味を持ち、ギタークラフトアカデミーに入学しました。私は2年間学校に通いましたが、日々新しい技術を学び、日に日に形になっていくギターを見るのが毎日楽しみで仕方なかったのを覚えています。現在は学校での経験を活かし、ギター修理の仕事をしています。まだまだ勉強の毎日ですが、好きな事を仕事にできているので、とてもやりがいを感じています。」
青木 雅文
ミュージシャンホームページ
とにかく音楽が大好きで、将来は音楽関係の仕事に就きたいと思いGCAに入学しました。在学中、レスポールフリークの僕は、弾きやすいストラトの形でレスポールの音が出せないものかと挑戦したりもしてました。ま、無理でしたけど(笑)現在、僕は「WATER ROOM」というバンドでヴォーカル&ギターとして活動しています。プレイヤー側にたった今、GCAで学べることが実際に役立つこと、そしてそれが非常に多いことを実感してます。自分の理想とする音はどうすれば出せるのかという事がギターの持つ特性(材による音質の違いや小さな部品が音に及ぼす影響など)から探し出せる自分がいるのはGCAで学んだからだと思っています。皆さんもギターの性質を学べば一層ギターが好きになるし、プレイにも影響してくると思いますよ!ちなみに2008年11月26日にアルバム「MERODIC RELATION」が発売になりましたので、ぜひ聴いてください。僕が、かつて音楽に衝撃を受けて自分が変わったように、僕らの音楽を聞いて一人でも多くの人が共感してもらえたら嬉しいです!